コロナ禍で海外に行きにくい状況が続いていますが、条件を満たせば海外渡航も不可能ではなくなってきているので、コロナ前最後に旅した海外旅行の話を記事にしていこうと思います。
コロナが落ち着いたら海外に行ってみたいという方の少しでも参考になればと思います。
旅先はフランスで1週間ほど旅していたので2つの記事に分けて書いていこうと思います。
それではどうぞ!
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こんな方におすすめ
- コロナが収束したら海外旅行に行きたい
- フランスに行ってみたい
- フランスで有名な建築って何があるの?
Contents
旅の目的
2019年当時、社会人だったシカマルはようやくお金が貯まったので、学生時代なかなか行く事ができなかった海外に建築を見に行きたいと考えていました。
建築学科卒ということもあり建築を見るのが好きなので、旅行に行くと建築を中心に見て回る事が多いです。
2018年度はシカマルの中ではプライベートも仕事でも色々と節目の年だったので、その締めくくりとして2019年の2月に1週間の海外旅行を計画しました。
学生の頃からパリには憧れがあり、石造の建築が立ち並ぶ美しい街並みのなかに歴史的建造物と近代建築が共存している街の姿をひと目見てみたいと思い、旅先はパリに決定しました。
また、ちょうどパリに留学に行っている友人がいたので、パリで久しぶりに再開できるというのも楽しみでした。
注意!!
この旅は2019年に行った時のものを思い出しながら書いているので、記事を書いている2022年現在ではコロナにより施設の状況が変わってしまっている可能性があります。
1日目|成田からパリへ
初日はパリまでの移動の様子をお届けします。
フランスの情報
・首都:パリ
・時差:+8時間(サマータイム時+7時間)
・フライト時間:約12時間(直行便利用時)
パリまで行くには大きく2通りの方法があり、JALやANA、エールフランスなどの直行便を利用するか、どこかの国でトランジットを行うかです。
トランジットの場合は直行便よりも時間が長くかかる代わりに、少し安くなるので格安で行きたい方にはおすすめです。
僕の場合はエティハド航空を利用して、アラブ首長国連邦のアブダビ空港経由でパリまで行きました。
中東の航空会社ってどうなの?と最初少し不安でしたが、乗ってみるとすごく快適でした。
それぞれの席についているモニターに入っている映画の量が多く、日本語に対応しているものや日本の映画なんかも多く見れるようになっていました。
機内食に関しても日本食が出てきたり、味も機内食の中ではかなり美味しい方だと思います。
左上の緑色のものは抹茶ゼリーみたいなものだったと思います。
トランジットでの旅だったので成田からパリに着くまでには20時間程度かかり、シャルル・ド・ゴール空港に着く頃には体がバキバキになっていました。
シャルル・ド・ゴール空港からパリの市街地まではRER(郊外電車)とメトロ(地下鉄)に乗ってすぐでした。
2日目|今は焼けてしまったノートルダム大聖堂を目指す
2日目は凱旋門からシャンゼリゼ通りを南下し、ノートルダム大聖堂まで目指します。
凱旋門
空港からパリ市街へ出てきてそのままの足でエトワール凱旋門へ向かいました。
ナポレオンがアウステルリッツの戦いで勝利したことを記念して建築されたもので、現在は大きなロータリーの中心にそびえ立っています。
凱旋門の彫刻には出陣の様子と勝利の様子がレリーフとして彫られており、ナポレオンが真ん中に刻まれています。
上まで登るとエッフェル塔やモンマルトルのサクレ・クール寺院、シャンゼリゼ通りの先のチュイルリー庭園などパリを一望することができます。
旅のスタートにはまず初めにはうってつけですね。
アレクサンドル三世橋
凱旋門から降りた後は、シャンゼリゼ通りをゆっくりと散歩しながらパリで最も美しい橋と言われているアレクサンドル三世橋を目指しました。
アレクサンドル三世橋は1900年のパリ万国博覧会時に建設された橋で、セーヌ川の世界遺産のひとつに含まれています。
この橋はセーヌ川を支柱無しで渡っている建築当時最新鋭の構造で、エッフェル塔でも用いられた鉄骨によるアーチで荷重を支えています。
セーヌ川の両岸には2つずつ背の高い塔が建てられており、その上部には芸術、農業、闘争、戦争を表している金の女神像が飾られています。
他にもアール・ヌーヴォーの該当や橋の中央にはニンフの像などの彫刻もあり、セーヌ川にかかる橋の中でもひときわ絢爛豪華な橋となっています。
ノートルダム大聖堂
セーヌ川を渡った後はそのままセーヌ川沿いに散歩を続け、川越にチュイルリー庭園やルーヴル美術館を見ながらノートルダム大聖堂までやってきました。
セーヌ川にある小さなシテ島に建っている世界遺産のひとつノートルダム大聖堂ですが、2019年4月の火災で大部分が焼けてしまったのは記憶に新しい出来事です。
僕が訪れたのは2月だったため、焼ける前の姿を拝む事ができましたが、日本で火災のニュースを見た時はショックでした。
1163年頃から約200年の歳月を掛けて建築された大聖堂は美しい外観で、正面から見た時の厳格なファサードは圧巻です。
内部は中世の森を表現したと言われているように天井高が高く設定されており、天井近くには大きなステンドグラスの窓が設置されています。
窓から入ってくる光が色とりどりに輝く様はひたすらキレイで、パリの人々に長年愛されてきたことがわかりますね。
2024年に復旧工事が完了する見込みのようなので、またいつか大聖堂のオルガンの音色を聴く事ができるのを楽しみにしていようと思います。
3日目|コルビジェ建築を見に郊外へ
3日目はパリ市内から少し離れ、コルビジェ建築を体験しにいきます。
サヴォア邸
パリでの3日目はパリの郊外にあるポワシーまで足を伸ばし、近代建築の巨匠 ル・コルビジェが設計したサヴォア邸を見に行きました。
サヴォア邸はサヴォア家の別荘として1931年に建築された鉄筋コンクリート造の建築です。
当時、鉄筋コンクリート造は普及し始めたばかりの頃で、先進的な技術を使用していることもあり、国際的なモダニズム建築の普及に大きな影響を及ぼした建築です。
また、サヴォア邸は「近代建築の五原則」を実践した建築物としても有名です。
近代建築の五原則とは
- ピロティ:独立柱によって建物を浮かせ、大地から解放する
- 屋上庭園:庭とテラスによって、建物が占めている土地を自然に解放する
- 自由な設計図:柱によって構造を支えることで、自由な位置に壁を設置する
- 水平連続窓:日差しを取り込み、換気もできるよう大きな窓を計画する
- 自由なファサード:壁や窓などの外装としての機能のみとし、構造を支えない
水平スラブと最小限の柱で構造が成り立っているので、平面構成の中に耐力壁となる壁が一枚もなく、外壁にも水平に窓を自由に作成する事ができるようになっています。
この構造を利用し、平面計画は黄金比を用いて正方形を16分割して設計されており、ファサードを強調するために正方形の2辺を少しだけ伸ばして長方形型になるよう変更を加えています。
屋上庭園は周囲を壁や部屋で囲むことでプライバシーを確保されていました。
サクレ・クール寺院
続いてパリ市内に戻ってきてモンマルトルのサクレ・クール寺院まで来ました。
サクレ・クール寺院は石造のドームが象徴的な教会建築で、1914年に完成した比較的新しい建築です。
ロマネスク様式とビザンティン様式を組み合わせた様式で、竣工当時は異彩を放つ寺院だったそうです。
ここはミサンガ売りの人が多くいたのを覚えています。
モンマルトルには他にもピカソやルノワールなどがアトリエを構えていた場所としても有名で、今でもアーティストの方が広場で絵を売ったりしていました。
オルセー美術館
この日はもう少し時間があったので、閉館間際のオルセー美術館まで行ってきました。
オルセー美術館の最終入場が17:15までなので少しギリギリでしたが、なんとか間に合いました。
オルセー美術館はもともと駅舎だった建物を改築して美術館にしており、所々に鉄道の面影を感じる事ができます。
ミレーの「落穂拾い」やゴッホの「自画像」など傑作と言われる絵画が多く所蔵されていますので、パリに行った際にはぜひ行ってみてください!
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さらに、電源を入れない日は料金がかからないようになっているので、飛行機での移動中などWi-Fiが不要な日に無駄なコストがかからないのは嬉しいですね。
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まとめ
今回はフランスのパリへのトラベルログとして、part1では出発から3日目までをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまでで半分ですが、かなり予定を詰め込んだ旅だったのが伝わるでしょうか。
1週間しかいれないのに、見たいところが多すぎて予定を詰め込みすぎてしまいました、、、
次回のpart2では引き続き4日目から帰国までを書いていこうと思います。
それではまた。
part2はこちらからどうぞ!