こんな方におすすめ
- 無印iPadを持っている
- iPadで絵を描かないけどノートは取りたい
- 安いApple Pencilが欲しい
2023年10月にAppleから発表されたApple Pencil(USB-C)。
Apple Pencil第2世代、第1世代よりも価格は安く抑えられましたが、細かな機能が省略されているモデルです。
絵を描くには物足りないけどノートを取ったりする分には十分なスペックのApple Pencil(USB-C)、今回はそんなApple Pencil(USB-C)はどんな方におすすめなのか解説して行きたいと思います!
この記事を読むと、Apple Pencil(USB-C)を買うべきなのか分かるようになります。
それでは早速いきましょう!
Contents
Apple Pencil(USB-C)の特徴
2023年10月にApple NewsroomにてプレスリリースされたApple Pencil(USB-C)は、Apple Pencil(第2世代)の発表(2018年11月7日)から5年ぶりのモデルチェンジということで注目されていました。
そんなApple Pencil(USB-C)の特徴を解説して行きます!
機能とデザイン
Apple Pencil(USB-C)は充電がUSB-Cに対応したことがいちばんの特徴です。
それにより、Apple Pencil(第2世代)にあったiPadの側面にくっつけて充電という機能がなくなりました。
ペアリングについてもUSB-Cで接続することで行うようで、Apple Pencil(第2世代)と比べると充電とペアリングは少しめんどくさくなった印象です。
Apple Pencilには第1世代から圧力を感知するセンサーが搭載されており、筆圧に応じてペンの太さが変わる機能がありましたが、Apple Pencil(USB-C)ではこの機能がありません。
iPadで絵を描く時には重宝する機能ですが、ノートを取る分には筆圧によって太さを変えることはないので不要と判断されたのかもしれません。
外観はApple Pencil(第2世代)を踏襲したデザインで、iPadの側面にマグネットでくっつけられるように一部フラットな面があります。
Apple Pencil(第2世代)はこのフラットな面をダブルタップすることで、消しゴムなどの機能に切り替えることができましたが、Apple Pencil(USB-C)ではこの機能も省略されています。
個人的には結構便利に使っていた機能だけに残念です。
対応機種
Apple Pencil(USB-C)の対応モデルは下の通りです。
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
- 11インチiPad Pro(第1世代以降)
- iPad Air(第4世代以降)
- iPad mini(第6世代)
- iPad(第10世代)
価格と発売日
2023年11月初旬発売で、価格は日本円で12,880円(税込)となるようです。
価格はApple Pencilの中で一番安いモデルになります。
Apple Pencil第2世代、第1世代との違いは?
Apple Pencil(USB-C)はApple Pencilの第1世代、第2世代と比較してどんな差があるのか、使えるiPadの差などを見ていきましょう!
機能 | Apple Pencil(USB-C) | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第1世代) |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年11月初旬 | 2018年11月7日 | 2015年11月11日 |
ピクセルレベルの精密さ | ○ | ○ | ○ |
低レイテンシー (紙と鉛筆を使用しているか のような書き心地) | ○ | ○ | ○ |
傾きセンサー | ○ | ○ | ○ |
圧力センサー | ○ | - | ○ |
iPadにマグネットで取り付け | ○ | ○ | - |
ワイヤレスでの充電とペアリング | ○ | - | - |
iPad ProのApple Pencilによる ポイント機能 | ○ | ○ | - |
ダブルタップ | ○ | - | - |
対応モデル | • 12.9インチiPad Pro(第3世代以降) • 11インチiPad Pro(第1世代以降) • iPad Air(第4世代以降) • iPad mini(第6世代) • iPad(第10世代) | ・12.9インチiPad Pro(第3世代以降) ・11インチiPad Pro(第1世代以降) ・iPad Air(第4世代以降) ・iPad mini(第6世代) | ・12.9インチiPad Pro(第1世代と第2世代) ・10.5インチiPad Pro ・9.7インチiPad Pro ・iPad Air(第3世代) ・iPad mini(第5世代) ・iPad(第6世代以降) |
価格 | 12,880円 | 19,880円 | 14,880円 |
Apple Pencil(第2世代)との差
Apple Pencil(第2世代)との差は充電・ペアリング方法と圧力センサー、ダブルタップ機能の廃止です。
Apple Pencil(USB-C)ではUSB-Cコネクタが内蔵されており、そこから給電とペアリングを行うようになっています。
それに伴い、Apple Pencil(第2世代)で便利だったiPadにマグネットで接続してのワイヤレス充電はできなくなっています。
外出先でもUSB-Cケーブルが無いとApple Pencilの充電ができなくなってしまった点は不便に感じますが、その分価格が第2世代に比べて6,000円安くなっています。
さらに、圧力センサーとダブルタップ機能も廃止されており、この部分も価格を安く抑えるために削られた機能のようです。
絵を描かなければ圧力センサーは重要ではないので、削られるのも分かりますが、ダブルタップ機能とワイヤレス充電・ペアリングがないのは個人的には結構痛いです、、、
Apple Pencil(第1世代)との差
Apple Pencil(第1世代)との差は端子がlightningからUSB-Cに変わったことと、Apple Pencil(USB-C)はiPadにマグネットでくっつけることができるようになった点でしょうか。
端子がlightningからUSB-Cに変わったとはいえ、別でケーブルが必要なのは変わりなく、iPadに直接接続できるわけではないので微妙に不便に感じます。
こちらは価格差はApple Pencil(USB-C)の方が2,000円安く設定されています。
Apple Pencil(USB-C)はどんな人におすすめ?
Apple Pencil3シリーズの中で最も価格の安価なApple Pencil(USB-C)はどんな人におすすめできる製品なのか。
僕は学生やiPad(第10世代)を使用している方はApple Pencil(USB-C)がおすすめできると思います!
価格が安価に抑えられている代わりに便利な機能のいくつかを省略されているApple Pencil(USB-C)は、iPadで絵を描くという方よりもノートを取ったりすることがメインの方向けの製品だと思っています。
iPad(第10世代)ではApple Pencil(第2世代)を使用することができないので、同じくUSB-Cで充電できるApple Pencil(USB-C)がケーブルを減らすことができて合うと思います。
【まとめ】Apple Pencil(USB-C)はとにかく安いApple Pencilが欲しい方におすすめ
Apple Pencil(第2世代)での便利な機能の一部を省略している代わりにApple Pencilの中で最安になっているApple Pencil(USB-C)は、iPadで絵を描くよりもノートを取りたいという方や安くiPadを始めたいという方におすすめできる製品だと思います!
すでにApple Pencilの第1世代や第2世代を持っている方は買い換える必要はないと感じました。
発売は2023年11月初旬とのことなので、まだApple Pencilを持っていなくて安く始めてみたいという方は検討の価値ありです。
それではまた。