こんな方におすすめ
- Apple Watchを買い替えようと思っている
- Apple Watch Series 4より前のモデルを使用している
- 2023年のApple Watchは何が変わったの?
2023年の秋のAppleイベントで発表されたApple Watch Series 9とUltra 2ですが、Apple公式サイトでは色々紹介されていて何が変わったのかイマイチわからないですよね。
そこで今回は、Apple Watch Series 9とUltra 2がそれぞれ前モデルと比較して何が変わったのかを丁寧に解説していこうと思います。
この記事を読むと、Apple Watch Series 9とUltra 2は買いなのかがわかるようになります。
それでは早速いきましょう!
Contents
Apple Watch Series 9の変わった点
近年進化があまりないApple Watchですが、今年のSeries 9はSeries 8と比較して何が変わったのでしょうか。
結論としては、Apple Watch Series 9がSeries 8から変更された点は下の5つです。
- 画面が明るくなった
- チップ性能の向上
- 新しいジェスチャ(ダブルタップ)の追加(10月から)
- Siriのスピードアップ
- 初めてのカーボンニュートラル製品
画面が明るくなりました
Series 8では画面の最大輝度が1,000ニトだったのに対し、Series 9では最大輝度が2,000ニトにまで上昇しました。
これによって晴れた日の昼間でも外でApple Watchの画面が見やすくなります!
映画館などでの暗くしなければならない場所では、Series 8までと変わらず1ニトまで輝度を下げられるので、場合に分けて使いこなしていけそうです。
チップ性能の向上
今まで大して進化してこなかったApple Watchのチップですが、2023年は今までよりも大きく進化しているようです。
Series 8に搭載されているS8チップと比較して、Series 9のS9チップは60%も多い56億個のトランジスタ詰め込み、機械学習の速度が2倍に向上しています。
これにより、この後で紹介する新しいジェスチャを使用することができるようです。
似たようなジェスチャはアクセシビリティにもともとありましたが、Series 8以前のApple Watchでは現時点では使用できないようですね。
もしかしたら、時間差でSeries 8以前のApple Watchでも使用できるようになるかもしれないので、少し様子を見てみようと思います。
新しいジェスチャ(ダブルタップ)の追加(10月から)
今回のApple Watchの目玉となるのが新しいダブルタップのジェスチャの追加です。
Apple Watchを装着している方の指を物をつまむようにダブルタップすると、電話に出る、通知を開く、音楽の再生と停止、タイマーの停止などの操作ができるようです。
重い荷物を持っていて手が塞がっている時には、片手の指だけで操作ができるので、使いやすそうですよね。
Apple Watchは今まで装着しているのと逆の手で操作することが当たり前だったので、必然的に両手が必要でしたが、このアップデートで片手で操作可能なものが多くなり、Apple Watchの操作性が向上します。
この機能は発売当初は使用できず、10月のWatch OSアップデート後から使用可能になります。
Siriのスピードアップ
Apple WatchのSiriは少し応答に時間がかかると思っていませんか?
それもそのはず、Apple WatchのSiriは接続しているiPhone上で処理をしているので、iPhoneでSiriを使うよりも応答に時間がかかっています。
Series 9からはチップ性能の向上により、Apple Watch単体でSiriへのリクエストを完結させることができるようになります!
そのため、より速く、より安全にSiriに頼めるようになっています。
さらにApple Watch上で完結しているので、応答速度もこれまでより最大25%しています。
初めてのカーボンニュートラル製品
日本では、まだあまり重要視されていませんが、海外では脱炭素のカーボンニュートラルが製品を選ぶ上で重要視されているようです。
環境にやさしい製品を選ぶことが当たり前の世の中になってきているので、Appleもカーボンニュートラル製品の第1弾としてApple Watch Series 9とUltra 2を発表しました。
Appleは2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにすると発表しているので、来年はiPhoneやiPadにもカーボンニュートラルの製品が登場するかもしれませんね。
また、カーボンニュートラルに伴い、革製品の取り扱いもなくなってしまったので、Apple Watchの公式バンドからは革を使用していたモデルが軒並みなくなってしまいました。
サードパーティ製であれば革ベルトは入手可能ですので、革ベルトが欲しい方はAmazonなどで検索してみるといいかもしれません。
Apple Watch Ultra 2の変わった点
Apple Watch Ultra 2がUltraから変わった点はSeries 9とほぼ同じです。
結論としては、Apple Watch Ultra 2がUltraから変更された点は下の5つです。
- 画面が明るくなりました
- チップ性能の向上
- 新しいジェスチャ(ダブルタップ)の追加(10月から)
- Siriのスピードアップ
- 初めてのカーボンニュートラル製品
全モデルから変わった点はほぼ同じと書きましたが、大きなところは全く同じです。
画面の明るさはUltraが2,000ニトだったのに対し、Ultra 2は3,000ニトにまで上がっています。
トレイルランなどの最中でもより視認性が向上しました。
そのほかはチップ性能の向上に伴い、新しいダブルタップのジェスチャの追加とSiriの反応速度の上昇が目玉機能として紹介されており、Series 9と同様にカーボンニュートラルな製品となっているだけのアップデートでした。
Apple Watch Series 9、Ultra 2は買いなのか
正直、Series 9とUltra 2は最新モデルが好きでどうしても最新モデルが欲しいという方でなければ、急いで買い換える必要はないかなと思っています。
今までは何かしら新しいセンサーが追加されていたApple Watchですが、Series 9ではセンサーの追加はありませんでしたし、追加されたダブルタップの新しいジェスチャもOSのアップデートによってSeries 8以前のApple Watchでも使用可能になる可能性があるからです。
新しいジェスチャに関しては似たような動作をアクセシビリティから行うことができるので、Series 8以前のApple Watchでも不可能じゃないと思っています。
また、Series 9だけでなく、Ultra 2もバッテリー性能が全く変わらなかったので、今から購入するのであれば価格が落ちるUltraを購入する方がおすすめです。
Apple Watchを高く買い取ってもらう方法
Apple Watchを買い替える際には、Appleの公式サイトでも下取りをしてくれますが、買取専門のサイトから買い取ってもらうのがおすすめです!
ほとんどの場合、買取専門業者の方が高い値段でApple Watchを買い取ってくれるので、その買取金額で新しいApple Watchを購入する資金に充てられると思います。
どこに買い取って貰えばいいかわからないという方は、家にいながら買取をしてもらえるゲオの買取 - スマホ・タブレット - のようなところがおすすめです!
Apple Watchだけでなく、スマホやタブレットの買取もしてくれるので、家出使用していないデバイスがあれば一緒に買い取ってもらうこともできます。
ゲオの買取 - スマホ・タブレット - は大手で査定もしっかりと行ってくれるので、安心感もありますね!
【まとめ】Apple Watch Series 9、Ultra 2はマイナーアップデートで急いで買い換える必要はない
Apple Watch Series 9とUltra 2はそれぞれ前のモデルから大きな進化は見られないマイナーアップデートでした。
Series 9とUltra 2が全モデルから変わった点はこちらの5点です。
- 画面が明るくなりました
- チップ性能の向上
- 新しいジェスチャ(ダブルタップ)の追加(10月から)
- Siriのスピードアップ
- 初めてのカーボンニュートラル製品
そのため、ほとんどの方はSeries 9とUltra 2に買い替えるのはおすすめできませんが、今現在Series 4より前のモデルを使用している方や、新しいジェスチャを速く試したいという方は、購入の検討をしてみてもいいかもしれません。
僕はSeries 5を使用していますが、今年は待って来年のApple Watchに期待しようと思います。
来年はApple Watchもデザインが変わる可能性が言われているので、もう少し大きなアップデートになりそうです。(確定的な話ではありませんが)
それではまた。