今回はMacとWindowsの両方を使用したい!という欲張りな方法を解説していきます!
こんな方におすすめ
- Macを使ってるけど、Windowsでしか動かないアプリを使いたい
- WordやExcelなど、Windowsの方が使いやすいアプリを使いたい
- WindowsからMacに乗り換えたい
Macを使ってるけどWindowsでしか使えないゲームやアプリを使用したい場合、解決する方法は主に3通りあります。
- パラレルズ(Parallels)を使用する
- ブートキャンプでWindowsを入れる
- Windows搭載PCを購入する
このうちブートキャンプによる方法は以前は主流でしたが、Appleシリコンを搭載したことやストレージ容量をかなり食うことから、今はあまりおすすめしない方法になっています。
Windows搭載のPCを購入するのは、一番お金がかかるし物も増えるので、せっかくMacを持っているのに勿体無い感じがしますよね。
そこで、パラレルズ(Parallels)はMac上でWindowsを動作させる仮想デスクトップアプリで、Appleシリコン搭載のMacでも十分にWindowsを動かせる最もおすすめなアプリです。
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】
この記事を読むと、MacとWindowsを両方使いたいという要望を叶えるパラレルズがなぜおすすめかわかります!
それではどうぞ!
M2 MacBook Airのレビューはこちらからどうぞ!
Contents
MacでWindowsを動かせるパラレルズ(Parallels)とは?
パラレルズは、Macで使えないWindows専用のソフト、プラグイン、サイトなどを楽に使える便利なソフトウェアです。
MacでWindowsを使えるソフトウェア【Parallels】
様々なMacでWindowsをmacOS(R)と並行して使用できます。
MacアプリケーションとWindowsアプリケーションの間で、ファイルやフォルダーを共有し、画像やテキストのコピーと貼り付けや、ファイルのドラッグ&ドロップができます。
まるで1つのパソコンで「平行」に2台のパソコンを使うようなプログラムです。
Windowsでしか開かないファイル、ゲームなどを制限なく使えます。
MacでWindowsを動かせるパラレルズのメリット・デメリット
パラレルズのメリットとデメリットを解説していきます。
メリット
- Apple製品との連携を使うことができる
- パスワードやファイル、メールなどをMacとWindowsで共有できる
- 始め方が簡単
メリットは、Mac上の仮想空間でWindowsを起動するので、Apple製品特有の連携機能をそのまま使用することが可能です。
なので、iPadを横に置いてサイドカー機能を使用してモニターを拡張することもできます!
また、ファイルなどもMac上のものにWindowsからアクセスできるので、使いたいファイルをWindowsにわざわざ送付したりする必要もなく使用できます。
さらに、パラレルズはインストールするだけで簡単に始められるので、PCに詳しくなくても安全に始めることができます。
デメリット
- 初期費用が高い
- メモリとストレージを圧迫する
- キーボードが合わない
最大のデメリットとしては、なんといっても初期費用が高くついてしまうという点です。
プランは次の章で詳しく解説しますが、ちゃんと使用しようとすると最低でも10,400円ほどかかります。
他にも、Windowsを入れるので、ストレージは多めのMacでないと少し不安ですね。
メモリもWindowsを仮想で動かす際に負担がかかるので、16GB以上はあった方が安心できます。
また、MacとWindowsではキーボードのキー配置が異なるので、MacBookについているキーボードを使用すると少し使いにくい部分があるかもしれません。
MacでWindowsを動かせるパラレルズのプラン
Parallels Desktop App Store Edition
Macアプリ以外のアプリをときどき使用するMacユーザー、または Mac APP Storeでのみアプリケーションを購入してインストールすることを好むユーザーに向けて設計されています。
ただし、制限が多く使い道が限られるため、あまりオススメはしません。
制限されている主な機能
- WindowsアプリをMacと共有
- WindowsファイルをMacと共有
- MacのiCloud、OneDrive、Dropbox、Google DriveをWindows と共有
- MacでWindowsを使用してWebリンクを開く
- BluetoothデバイスをWindowsと共有
Parallels Desktop for Mac
WindowsPCからMacへの乗り換えを検討中で、頻繁に非Macアプリを使う必要があるホームユーザーまたは学生ユーザーに向けて設計されています。
Macを初めて使うユーザー向けのシンプルで簡単な機能を実装。
これが一番標準的な機能が備わっているのでオススメです。
安く使いたいのであれば、買い切り型(永久ライセンス)にして使用するのがいいと思います。
ただし、買い切り型(永久ライセンス)では、無償アップデートに対応していないというデメリットもありますので、ご注意ください。
また、2週間タダで使用できる無料トライアル版もあるので、不安な方は試してみてから購入するかを決めることができます。
パラレルズ(Parallels)Desktop for Mac:年間10,400円(永続ライセンスの場合12,700円)
Parallels Desktop for Mac Pro Edition
Macで非Macアプリを実行するために妥協のないパフォーマンスが必要な開発者、テスター、パワーユーザーに向けて設計されています。
本格的な開発者向けとある通り、一般の方はほとんどがオーバースペックになると思われます。
パラレルズ(Parallels)Desktop for Mac Pro Edition:年間11,700円
Parallels Desktop for Mac Business Edition
複数のMacを管理し、MacでWindowsを実行する必要がある専門家、チーム、IT関連に向けて設計されています。
パラレルズ(Parallels)Desktop for Mac Business Edition:年間14,700円
MacでWindowsを動かせるパラレルズの使い方
まずはパラレルズ(Parallels)の公式サイトから上でご紹介したプランのうち、お好みの一つをダウンロードします。
ダウンロードした「Install Parallels Desktop.dmg」ファイルを開いてインストールを始めましょう。
インストールの過程で、Parallels Desktopの権限を設定することが可能です。
これを行うことで、パラレルズ(Parallels)を起動した後のWindowsからもMac上のファイルにアクセスできるようになります。
続いてWindowsのインストールを行います。
パラレルズ(Parallels)のインストールアシスタントからできるので、そのまま進めていけばいいのがありがたいですね。
- Windowsの用途を聞かれます。業務用ツールかゲームのみかを選べますが、インストール後でも変更できるのでどちらでも大丈夫です。
- Windowsをインストールする場所を聞かれます。好きな場所を選択し、「次へ」をクリックするとインストールが始まります。
以上でパラレルズ(Parallels)のインストールが完了し、Mac上でWindowsを使用可能になります!
使い方も簡単なのでMacの操作が不安な方も安心ですね。
まとめ
今回はMacとWindowsの両方を使用できるパラレルズ(Parallels)について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
【Parallels】を使うと、新たにWindows搭載のPCを購入するよりもお得にMacとWindowsをどちらも使用できるようになるので、両方を使用したいという方にはおすすめの方法です!
僕自身、会社で使用しているPCがWindowsで、エクセルなどをたまにMacでも使いたいなという機会があったので、パラレルズ(Parallels)でWindowsを使用できるのがとてもありがたいです。
このブログではこれからもMacなどの便利な使用方法を解説していきますので、よろしければ他の記事も記事も見てみてください。
それではまた。